太宰治の斜陽を読書中!小説の読み方がわからん。

こんにちは!

なかじまです。

 

 

斜陽を読書中!

もともと読書が苦手なぼくは、太宰ファンというわけではない。

 

 

読書は、いろんな本をたくさんの種類をたくさん読んだ方がいいと、本で学んだ。

なので、ビジネス書以外で何を読もうと考えたら、小説にしようと思った。

 

 

で、斜陽を読んでいるんだけど、小説の読み方がわからない。。。

なんで、目次がないの?

 

 

どこを読むかが決められない。

なのでけっきょく、最初のページからすべての文字を読んでしまってる。

いまは、144ページ。

このまま最後まで読みたい。

 

 

 

斜陽の愉しいところ

この物語は、落ちゆく貴族の話。

没落貴族の家族を舞台にしている。

破壊と破滅を、四人四様の滅びの姿で表現している。

 

そして、革命の話でもある。

 

 

メインの登場人物は4人。

母 ・・・ 最後の貴婦人、病気、思い病気にかかる

かず子・・・破滅への衝動、恋と革命のため生きる

直治・・・麻薬中毒

上原・・・流行作家

 

 

過ちを犯す

かず子と子供たちが、家の周りでまむしのたまごを発見する。

これが産まれて大きくなると危険と思い、殺すことにしたかず子。

 

 

子供たちと一緒に、火を焚き、燃やそうとしたのだ。

通りかかった人によると、どうもまむしのたまごではない。

大きさからして、

ただの蛇のたまごだったようだ。

 

 

でも、蛇のたまごは火に強く、30分も燃やしても燃えない。

それから蛇のたまごを土の中に埋めた。

 

 

この犯行を母が見ていた。

「可哀想なことをするひとね」

 

 

庭をウロウロしている蛇がいる。

姿がキレイなので女蛇だろう。

 

 

何かを探しているようで、ずっと庭をウロウロしている。

ああ、きっとあの卵たちの母親で、子供たちを探しているのだろう。

 

 

かず子は、とても悪いことをした気持ちになり、

今では後悔している。

 

 

破滅がはじまった

父親が亡くなったのか?

理由は覚えていないけど、よくない理由で、

引っ越すことになった。

 

 

それから、

小火を起こしてしまったり、

母が体調を崩したり、

弟の直治が帰ってきた。

 

 

直治は、戦争に行っていて、

薬物中毒になっていた。

 

 

直治は薬物をつけで使っていて、借金がかなりたまっていた。

仕事もせずに、堕落した生活をおくっていた気がする。

 

 

母もかず子も仕事をしておらず収入はまったくない。

なので、家にあるものを売りながら生活をしている。

 

 

 

途中まではこんな話。

思い出しながら書いたので、少し間違っているかもしれない。

 

 

この話は、人の醜い部分が多く出てくる。

蛇のたまごを焼いたり、麻薬中毒だったり、

お金がないのに働いていなかったり。

 

 

上記に書いていないけど、

かず子は妻子持ちの男性に恋文をおくっている。

自分のパトロンになってほしい。

それよりも、あなたの子供を産みたい。

そんな内容の手紙をおくっている。

 

 

まだ途中なのでなんとも言えない部分があるが、

人は誰しも醜い部分を抱えている。

なので、共感できる部分があるのではないのか?

 

 

共感じゃなくても、学べることは多いと思う。

 

 

母が病気でもう先が長くない。

いつも熱が高く、苦しそう。

 

 

かず子は、母に見えないところで泣いている。

 

 

母には、すぐによくなるとしか伝えたいない。

でも実は、もう手のつけようがない状態で、先が長くない。

 

 

ぼくはこのシーンでジーンときた。

共感したのかな。

 

 

以前に、

一緒に住んでいた人が病気持ちで、よく体調を崩していた。

本当に辛そうで、こころが痛かったことを思い出した。

 

 

革命の話が楽しみ。

斜陽は深いので、とりあえず最後まで読む。