【ザックリ要約】メタバースとWeb3 次世代のWebを押さえよう!

こんにちは!

なかじまです!

 

 

メタバースって聞いたことある?

「最近、テレビや新聞で聞いたような気がするな?」

「聞いたことあるけど、わからない」

こういう方は多いと思う。

当てはまる人はこの記事を読んで!!

 

 

メタバースは「知らないとヤバい」ってくらい重要なことだから!

 

 

少し思い出してほしい。

まだガラケーしかなかったとき。

iPhoneなどのスマートフォンはあまり使われていなかった。

 

 

 

「なんかスマホってボタンがないから不安」

ガラケーで十分でしょ!」

「パソコンあるから別に必要ないよ。」

 

 

 

スマホが普及する少し前には、こういう反対派や無関心の方は多くいた。

でも今となっては、スマホはなくてはならないアイテムになっている。

もはや身体の一部と言ってもいいくらいに浸透しきっているのが現状。

 

 

 

いまスマホを知らない人はいないよね!

そんな感じで、メタバースも同じようになっていく

 

 

 

いつの間にか、メタバースが当たり前になっていって、気がついたらWeb3の時代になっている。

 

 

「まだ先の話なんでしょ?」

「だったらまだ知らなくても問題ないよね!」

って思うよね。

 

 

 

違うんだ!

メタバースはもう始まっているんだ!

少しずつメタバースに入り込んでいる人は増え続けている。

いろんな会社がメタバース事業に力を入れている。

 

 

だからもう勉強しないといけない時なんだ!

一緒に勉強していこう!

 

 

【今回の参考文献】

メタバースとWeb3

著者:國光宏尚

 

 

 

 

 

「バーチャルファースト」の時代

バーチャルファーストは、仕事面でのリモートが基本になる。

そして私生活でもバーチャルがもっと浸透していく。

 

 

 

Webが行き着く先とは?

2021年8月、マイクロソフト社を除いたGAFA日本株全体の時価総額が逆転するという衝撃的なニュースが報じられた。ポイントは、これらの会社が急成長したのは十数年の短い間という点。

 

 

特にアップル社。初代iPhoneを発表したのは2007年。そこからTwitterFacebookなどのSNSが伸びた。アマゾンのAWSが出たことで、Web2.0の革命が起きた。

 

 

GAFAMに共通するのは、デジタルやデータを活用したサービス・商品を提供していること。小売と広告の革新をして、プラットフォームで市場を支配している点も。巨大なプラットフォームが利益の大部分を得る構造によって、貧富の格差が広がってしまった。

 

 

 

Web2.0は成熟化した

すでに2007年に始まったWeb2.0は成熟化してしまった。次の時代が始まろうとしている。それが「メタバース」と「Web3」だ。この、「メタバース」と「Web3」は世界的にバズワードすでになっている。インターネットの世界が次のステップに移行しようと、大きなムーブメントが生まれている。

 

 

メタバースとWeb3の行き着くゴールは、VRの世界で完全な仮想世界を実現することだ。生活の主軸がバーチャルに変わる。1日中VRゴーグルをつけるようになるだろう。

 

 

学校に行ったり、仕事をするのもメタバースの世界。NFTやDefiもあるので、銀行などの経済圏の準備はかなり進んでいる。メタバースの世界ではリアルよりもバーチャルの世界が主流になる。まさに新しい世界ができあがる。

 

 

そのメタバースといった新しい世界に移行するために大手企業も大きく力を入れている。

 

 

 

メタバースとは?

メタバースは、「超越した」という意味の「メタ(Meta)」と、「世界」という意味の「ユニバース(universe)」を組み合わせた造語「Metaverse」である。

 

 

特にメタバースで重要なのが、VR技術だ。

メタバースが生活に浸透していくには、次の3ステップが必要。

 

 

  1. 世界中のゲーマーを取り込む
  2. タブレットやPC市場(職場や学校)を取り込む
  3. ストスマホ(ARグラス分野)の浸透

 

 

ここ3年でVR関連の機器がトータル1億台をクリアしている。

世界中のゲーマーを取り込んでいるので、第1ステップはクリアしている。

 

 

あのメタ社(旧:Facebook社)はすでに第2ステップを視野に入れている。VRワークスペースの「Horizon Workrooms」をリリースした。Zoomのような「職場のマストハブ」になることを目指している。

 

 

 

そして第3ステップはARグラスの領域となる。今後いろんな会社から日常的に着用できるARグラスがリリースされるだろう。定着には数年かかるだろうが、私たちの仕事や生活スタイルを変えることが期待されている。

 

 

VRの可能性は、「そこに人がいる感じ」がますます出せるようになることにある。リアル世界をバーチャルに完全に置き換えるには、右脳的な感覚が重要になる。

 

 

 

コロナ禍でZoom飲みが定着しなかった理由もその右脳的な感覚が足りなかったからだ。Zoomではノンバーバルな仕草があまり伝わらない。そのため話がかぶったり、相手の表情が読めなかったりと、問題が生じていた。なので、Zoom会議は増えたけど、Zoom飲み会は定着しなかった。

 

 

この課題をクリアすることで、バーチャルでもコミュニケーションが可能となる。

 

 

 

Web3は「トラストレス ✖️ 自律的 ✖️ 非中央集権」といった特徴を持つ

Web3を知る前に、Web1、Web2を知ってほしい。Web3はこれまでのWeb1とWeb2とは異なる世界になっていく。

 

 

Web1とWeb2

Web1とは、インターネットが普及しはじめた初期段階を指す。Windows95とか懐かしい。この時代は、情報を受け取るだけの「Readの時代」と呼ばれている。HTMLを利用したテキストのサイトが主流だった。

 

 

Web2とは、2005年ごろから増加した新しいインターネットの形で、「Read+Writeの時代」と呼ばれている。SNSや動画共有サービスなどの発展により、誰もが発信してコミュニケーションが取れるようになった。一方で、巨大なIT企業がプラットフォーマーとして君臨して、データの寡占やプライバシーの独占的利用が起きやすいという課題を抱えている。

 

 

これに対してWeb3では、自分のデータは自分のものとして持てるようになる。データの所有権をユーザーに戻そうという動きが加速している。

 

 

 

Web3の世界

Web3で重要になるのが、ブロックチェーン技術だ。

特徴として次の3つがある。

 

  1. 「トラストレス✖️自律的✖️非中央集権」
  2. NFTが主流に
  3. DAOの拡大

 

 

「トラストレス✖️自律的✖️非中央集権」

ビットコインを例としよう。法定通貨の場合は政府や中央銀行が管理している。それに対してビットコインは、信用を保証する中央集権的な主体はない。一人ひとりが自らの利益のためにマイニングすることで、自律的かつ非中央集権的に動く仕組みになっている。それを可能にしているのが、ブロックチェーン技術だ。

 

 

 

NFTが主流に

NFTによって、インターネット上でもデータの所有者がわかるようになった。NFTは世界中のクリエイターにとって革命的なことで、NFTブームが巻き起こった。アーティストはNFT技術により、「いつこのNFTが作られたか、オリジナルの所有者は誰か」という情報、そして誰が購入したのかという情報もブロックチェーン上に刻むことができる。情報は常に公開されているため、作品の所有者が誰かということも保証される。

 

 

 

DAOの拡大

DAOは「自律分散型組織」を意味する。ビットコインイーサリアムもDAOだ。DAOを簡単に説明すると、手続きが非常に簡単かつスピーディになった株式会社のようなものだ。

 

 

強いビジョンに賛同する個人が集まり、独自トークンを発行するこのトークンが株式会社にとっての株のような役割になっている。DAOが今後の新しい組織の形になっていく。

 

 

 

メタバースとWeb3で、より自由な社会がやってくる

Web3が話題になっている背景には、"Power to the people(人々に力を)"というムーブメントがある。これは、巨大な力を持ってしまったプラットフォーマーから、人々に力を取り戻そうという動きだ。Twitter社がフォロワー数8800万人を抱えるトランプ元米大統領のアカウントを永久停止にした。これが、アカウントやデータを利用者自身が所有していないことを象徴する出来事になった。

 

 

 

Web3は既存のWeb2.0のビジネスモデルからクリエイターに有利な方向に導く。作り手とユーザーがトークンを結び目として、インターネットにおけるオーナーシップを個人の手に取り戻すことが可能になる。

 

 

 

これからの時代は個人や団体が自分の夢やビジョンに賛同する人を集め、挑戦できるような仕組みが必要になる。複数の外見、複数の性格、複数のコミュニティを自ら選び、自分の夢を叶えたい人とそれを支援する人が一緒に豊になっていく。メタバース・Web3の技術によって、そうした多様性のある社会を目指せるようになるのだ。